西アフリカ(セネガル、ナイジェリア、ペナン、ガーナ、北カメルーン、チャド西部)の伝統的な楽器のトーキングドラム。奏者は腕の下に太鼓を抱えて、胴体のコードゆるめたり、締めつけたりして、音の高低を調節して演奏します。トーキングドラムに限らずドラムは、村から村への意思伝達に使われました。ドラムの言語で詩や物語を伝える一種のドラム文学まで存在したそうです。
打楽器の歴史はさかのぼる事紀元前7万年頃。身近に有る、石、木や木の皮、貝、骨等をこすったり叩いたりして色々な音を出し、祭祀の時に使われていたと言われています。現在迄の発見されている、最古の打楽器は、マンモスの骨から作られたギロのような物だそうですよ。と言う訳で、打楽器はどんな音が出るかを実験する事から始まり、使う目的によって音を選んで使われ進化して来たんですね。何でも楽器に変身してしまうのですから、面白いですね。(sada) |