コラム 【6月号】
● 今月のテーマ 〜 なかなか緊急事態宣言が解除されませんね 〜
  何時解除されるか、先の見えない期間が長く続いているので、やり場の無いうっぷんがり大分溜まってきています。そんな中、何とか生(対面)で実施されているリトミックやアンサンブルのレッスンで子供や大人の皆さんと関われるのは、本当に有り難い事だと実感しています。

 只、気がかりなのは、長引くマスク生活で、子ども達の表情の変化を感じ取れない事。そして、我々大人の表情や気持ちの表現を、子ども達に伝えにくくなっている事です。このまま長引くと、表情に頼っている気持ちの伝え方、受け止め方が十分になされないのでは?と不安になっています。

 表情や表現の乏しい子どもにはなって欲しくありませんし、思いっきり大きな口を開けて笑ったり、泣いたりして欲しい!そして、受け止める方もアイコンタクトのみでなく、様々な笑顔や怒った顔、悲しい顔等を交えて、接したいな〜と切に思う今日この頃です。(sada)
豆知識
童謡♪汽車ポッポのことを調べる機会がありました。
色々の事情が生い立ちにはあったのですね。昭和12年にレコード用の童謡『兵隊さんの汽車』として世に出ましたが、蒸気機関車(汽車)に乗って出征する兵士を見送る内容であった為、昭和20年の大晦日にNHKラジオの『紅白音楽試合』(『NHK紅白歌合戦』の前身)で川田正子によりこの曲が歌われることになった際に、終戦後の時代にあった内容へ作詞者富原自身の手によって現在の題名と歌詞に改められたそうです。
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