コラム 【5月号】
● 今月のテーマ 〜 よろしくお願いいたします 〜
 定成音楽教室は50周年を迎えました!
 今日まで続けてこられたのも、皆様のご理解とご協力の賜物と感謝しております。50年を振り返り、当教室の特徴をまとめてみました。

★変わらない講師陣  ★きめ細かな指導  ★ファミリーで楽しめるお教室
★生徒さんが希望通りのレッスンが受けられる様に、様々な要望に出来るだけ応えられる態勢を整えている。

 講師達は20年以上定成教室で指導しているベテランばかりですので、兄弟関係も熟知。その為、兄弟で一緒のレッスン日になる様な調整や、テキスト選び等、細かな配慮ができます。近頃は、元教え子が自分の子どもを入会させてくださる事もしばしばで、我々にとっては、息子や娘あるいは孫が来てくれたみたいに嬉しい事なんです。そんなアットホームなお教室ですので、ファミリーでのレッスンも大歓迎。和気あいあいの雰囲気の中、音楽を楽しんでいただいています。

 そして、月1回の企画会議で講師達の意見も取り入れつつ、定成が月ごとのカリキュラムを調整、決めその他に、月1回定成の指導のもと、打楽器の演奏やアンサンブルを講師達が勉強する機会を設けています。講師達も勉強しているんですよ。

 話は50周年に戻りますが、ささやかな記念品を作りましたので、順次皆様へお届けします。
使ってくださいね。(sada)
リトミック豆辞典
幼児期の音楽2・・・300年前のチェコの教育者コメニウスの提起した「乳幼児期は発達の上での独自的な段階のひとつであり、発達段階ごとの教育が必要」という考えと「音楽が論理的、身体的、そして感覚的に望ましい諸技能の発達に有効だ」という考えは、後の研究者にも残りました。そして約100年後、フランスの哲学者、ジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)が1762年に著書「エミール」と「社会契約論」において「人生の早期は大人への単なる準備期間ではなく、子どもとして生活し、感じ、思考するための期間である」という考えを再び述べています。そして彼は音楽が「最も深い情動を純粋かつ単純な形式で表現するのに有効な方法である」と感じて、いろいろな方法を考えました。
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