コラム 【10月号】
● 今月のテーマ 〜 秋ですね 〜
 蝉の声があっという間に虫の声に変わり、いよいよ食欲の秋!紅葉の季節到来です。
爽やかな季節になったのですから、頭も爽やか!色々な事に意欲的に取り組める季節でもありますね。さあ!2014年度後半のレッスンもしっかり楽しんで下さいね。

 さて、リトミックのレッスンでは“マザリース”を目的に、毎月歌を紹介しています。これは数年前からレッスンで実施している親子の絆を強める、読み聞かせならぬ歌いかけです。子どもにとって親の歌声の効果は絶大です。気持ちが安定しますし、何よりも歌いかけてくれる事が嬉しいのだと思います。その幸せそうな顔といったら!お散歩の時、お風呂に入った時、ベッドに入った時etc.毎月の歌を、お父さんもお母さんも、心を込めてお子さんと一緒に歌って下さいね。

★打楽器でも歌えます★
 4才児のクラスからは色々な小物打楽器が登場します。形の違いはもとより、音色の違いを楽しみ、リズムを歌うと言う事を知って頂きたいと思っています。メロディーと違って“リズムを歌う”と言うと一瞬“ウン?どういうこと?”と思われるかもしれませんが、『音色』つまり音の色合いを感じて表現して音楽を作って頂きたいのです。

このお教室で、お子様がその様な感性を身に付けて頂けたら大変嬉しいと思っています。
定成淡紅子
リトミック豆辞典
ダルクローズの人柄…ジャック=ダルクローズと共に研究していた人たちは、彼の思いやりのある人間が持つあらゆる特徴と深い信念を兼ね備えた非凡な人物だったと語ります。彼は情に厚く、陽気で、非常に観察眼が鋭く、思いやりがあり、鋭いユーモア感覚を持っていました。学生からのベストな反応以外の何をも期待しない熟練した音楽家でした。とても厳格でしたが、学生の中には、彼が内気であったことや、誰かに対してあまりに厳しかった時はいつも穏やかに詫びた、と語る人もいます。
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