コラム 【9月号】
● 今月のテーマ 〜 残暑お見舞い申し上げます 〜
 今年の夏も暑かったこと!皆様はどうやって乗り切られましたか?
私は例年の如く、長野の山の家で過ごしました。自然の中で思う事…

・葉っぱの緑が木によって微妙に違う。そしてそれぞれの緑が何て綺麗!
・風のそよぎで、さわさわと聞こえる葉のそよぐ音の何て素敵なこと!
・都会のビルや建物群と違って、山が見える。畑が見える。空が広い!
・水道水の生暖かかな水ではない、山の水の冷やっとした肌触り!
・クーラーの機械的な冷えとは違った、爽やかな冷気!
・みずみずしい地場野菜達!等々

 数え上げれば切りが無い『自然の恵み』を有り難く頂いて来ました。日頃バタバタと時間に追いまくられた生活をしていると、余計に感じる事なのかもしれませんが、人間の体のリズムは、やはり自然に添った緩やかな流れが一番良いのかもしれませんね… 定成淡紅子
リトミック豆辞典
 0世紀初めでの彼の教授法は極めてめずらしいものでした。それは靴を脱いで長いドレスの裾をつまみあげて、自由に部屋を動き回っている様子からしてです。彼は音楽のテンポやエネルギーの多様な側面に余すところなく注意を配るように作られた無数の動きを学生たちに体験させました。動きを通したこの音楽教育を、彼は、優れた流れや優れた動きを意味するギリシァ語「eu」と「rhythmos」をとって「eurhythmos」と呼びました。ジャック=ダルクローズは引き続き音楽を即興で演奏し、タイミング・エネルギー・ダイナミックスの関係・スペースにおける音高と動きの関係、音楽とテンポや、それらの特性の関係について、十分に認識させました。時間がたつにつれて、動きは自由にまり、それぞれに表現豊かになりました。
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