コラム 【10月号】
● 今月のテーマ 〜子ども〜
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる
友情を知る子どもは 親切をおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じることをおぼえる

『あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書』から抜粋
井上邦夫訳 新評論 朝日新聞夕刊より

 子どもは、大人を見て育ちます。
近頃の世の中の動きを見ていると、ハッと胸に響く文章ではありませんか…
我々大人が襟を正して生きていかないと!(sada)
リトミック豆辞典
 ダルクローズは筋肉の感覚を第6番目の感覚としてとりあげています。そして、その感覚を使って音楽の時間に関するニュアンス(アレグロ、アンダンテ、アッチェレランド、リテヌートなど)また、エネルギーに関するニュアンス(フォルテ、ピアノ、クレッシェンド、ディミニュエンドなど)を、身体を動かすことにより、表現でき、体得することができます。
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