【10月号】 ● 今月のテーマ　〜 実りの秋 〜 　いよいよ今年も残り3ヶ月を切りました。今年1年の生活内容に満足出来た事もあれば、やり残した事が気になってくる時期ではないでしょうか…私に置き換えれば新年の抱負はほぼ毎年同じ。にもかかわらず、やり残した感が残るのは何故でしょうか。皆様はいかがですか？ 　愚痴はさておき、前向きに「実りの秋」のこの時期を充実して過ごしたいと思います。ここ数年の酷暑で体がバテ気味で秋を迎えた方も多いと思います。近頃は夏休みならぬ秋休みが、心や体にとってとても大切だそうです。しゃにむに頑張る、頑張ろう、と思わずに、自分をいたわって、体に少し休息を取らせてあげる事が大事なんだそう。頭では分かっていても、なかなか状況がそうはさせてくれませんが、ふっと気を抜く時間を作ってはいかがでしょう？ 　電車や車で移動中の時にボーッと外の風景を楽しむ、空を見上げて雲を観察、道の落ち葉の色が変わって来たな〜　真っ黒に日焼けした子ども達の顔が少しずつ落ち着いて来たな〜etc.勿論、いっぱい美味しい食べ物が出揃う秋の味覚は絶対に外せません！！（sada） 　「知識だけでなく、経験することが大切である」のでレッスンでは実際に身体を反応させて心身の協応力の確立をめざしています。例えば音楽の速さ強さに合わせて手をたたいたり、歩いたりすることなどです。速さがゆっくりだったり、長い音の場合、空間運動は大きく広いスペースを意識します。また速い音楽や音の場合は、狭い空間を意識します。このような活動をするときは、リズムを知識で分かっているだけでなく、表現できる筋肉やそれを分析したり想像したりできるような、心と身体の融合一致、協応する力が必要になります。 ←　前月号へ 次月号へ　→