コラム 【9月号】
● 今月のテーマ 〜 自然と暮らす 〜
 今年の夏も酷暑が続きましたが、どのような過ごし方をなさったでしょうか?
私は恒例の山小屋暮らし。年に1度の自然の中での長期滞在です。

 例年、避暑にみえるお客様が多く、さながら民宿の女将状態で、連日今日のお客様は何組何泊?帰ったら次は誰?といった状態で、そうそうゆっくりする時間がなかったのですが、今年は珍しく来客が少なく自由時間(?)が持てました。そこで『もったいないばあさんの知恵袋』を拝借して、自然を考える事にしました。とはいえ、草花に関してはなんの知識も無い私にとっては、なかなか取り入れづらく実現に至らないもの続出ではありましたが…一部ご紹介しますね。

アロエ → 口内炎(皮をむいて)
とうもろこしのヒゲ → 夏のむくみ(干してお茶に)
じゃがいも → やけど(すりおろして)
かぼちゃ → やけどの痕(すりおろして)
スギナ → お肌の手入れ(焼酎に漬けてから薄める)(干してお茶)
よもぎ → 切り傷、やけど、虫さされ、水虫(生薬をもむ)、お灸

 私がハマったのは、ほかほかのとうもろこしご飯を、すいかの皮の塩漬けと冷え冷えのトマトで頂く! 夏の匂いがプンプンで美味しかったですよ〜 やはり旬のものをいただくのが一番ですね。

 山の自然からエネルギーをたっぷりと頂き、2学期元気にスタートです!(sada)
リトミック豆辞典
 「リトミック」の創始者「ダルクローズ」は幼児の教育に対して、その時代(19世紀終わりから20世紀初め)としては画期的な考えを持っていました。つまり、音楽の教育では技術的な教育を進める以前に、感覚的な教育を進め、音楽に対する敏感な感受性を養うこと、そして音楽技術に関することだけに終始する教育ではなく、創造的な教育を進め、音楽の偶然性を大切にし、即興創作を持たせる教育を進めよう、としました。音楽を「知っている」のではなく「体験した」ということが大切です。
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