コラム 【1月号】
● 今月のテーマ 〜 明けましておめでとうございます 〜
 新しい年のスタートです。今年は未年。羊さんにあやかって、暖かいほんわかした年になると良いですね?

 音楽教室をスタートして今年で46年目に入ります。なんと早い事でしょう!その間には、社会状況も様変わりし、少子化時代がやって来ました。そしてお子さん達の日常の生活環境も変わりました。それに則して指導方法も変化してきました。

 今年は、その時代の変化を振り返りつつ、我々のやるべき役割を考えていきたいと思います。やはり幼児からの教育は『心』の教育です。優しいそして感性豊かな『心』を育てるべく、今年も定成教室講師一同、一丸となって頑張って参ります。定成教室に通って頂いて、ちょっとした事でも”良かったな”と思って頂ければ大変嬉しい事です。羊さんのように、柔らかくそして暖かい毛皮の胸に皆さんをしっかり包み込んで、今年も楽しくレッスンをしていきたいと思っています。

 本年もどうぞよろしくお願い致します。定成淡紅子 定成音楽教室講師一同
リトミック豆辞典
 リトミックにおいては、身体全体が楽器になり、タイミング、小節、不規則なアクセント、音の高低、またはクレッシェンドなどの音楽の諸側面を、身体運動によって表現します。タイミング(音の長さやテンポ)、エネルギー(重さと強弱、アクセント付け)、そして空間などを身体運動で表現するために用いられた要素は、筋肉の中に感覚として記録されます。音楽を学ぶ人たちは、聴覚、視覚、筋肉運動感覚のイメージをメモリーバンクに蓄積し、常に研ぎ澄まし、読譜、記憶、演奏、創作などの際にいつでもよびかえすべき、とダルクローズは考えました。イメージをより強くし、より注意深く明確にすることにより、より長く正確に記憶に残るダルクローズのアプローチにおける多様な経験が、イメージを描くことを助け、強めることを可能にします。
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