近頃、若者の間で昭和の頃の様々なものがブームになっている様です。昭和21年生まれの私にとっては、子供の頃を思い出させてくれて大変嬉しい事です。
我々ぎりぎりの戦後生まれは、正真正銘の高度成長期まっただ中で育ち、将来の景気を心配するなどと言う事はありませんでした。まず電話は交換手→ダイアル自動電話 手洗い→洗濯機 ラジオ→テレビ 箒の掃除→掃除機 へとどんどん進化し続けていました。始めてテレビが我が家に来た時は、テレビと言う物すら知らなかったのですから本当に衝撃的!どうやって画面が写るのか不思議でたまらなかった事を鮮明に覚えています。そんなこんな、新しい器械に出会うたびに衝撃的刺激的でした。それが現在の若者達に新鮮に写ってリバイバルするとは!時代の移り変わりは面白いものですね。
ところで、私が諦め悪く続けている[清水崑を忘れないでね]運動も、この時代の波に乗って“昭和レトロ”感覚で蘇ってくれたら嬉しいな、と思っています。今年は父清水崑の生誕110年の節目もあり、挿絵や似顔絵、かっぱ漫画の原画等のデジタル化が長崎市文化観光部長崎学研究所でスタートしました。近い内に父のほぼ全作品がPCでご覧頂ける様になると思い、今からワクワクしています。皆様もご期待下さいね!(sada) |