コラム 【6月号】
● 今月のテーマ 〜 いつまでも純真 〜
 連日の夏日が続いたかと思えば4月並みの気温…温度差にもめげずに、木々はみるみる内に青々とした葉っぱを茂らせ、空へ向けて枝をいっぱいに広げています。お子さん達も同様に、毎日新しい体験を体いっぱいで吸収して、すくすくと成長されていると思います。

 さて、先日法事でお寺へうかがったときに聞いたお話です。

[いつまでも純真でいなさい]
・3才の子どもに分からない事は、大人にも分からない。
・純真な感性に生きている子どもを侮ってはいけない。

[いつまでも未熟でいなさい]
・おごり高ぶらず謙虚に、未熟な自分を知る。

[いつまでも持続しなさい]
・色々な挫折を味わおうとも、目標を見失わない。 

なるほど…子ども達をお手本に、成長したいものですね。(sada)
リトミック豆辞典
絶対音感・・・ひとつの音を聴いて、それが何の音か瞬間的にわかる聴覚の能力をいいますが、これには2種類あります。ひとつは音楽の中の音を知覚するもの、もうひとつは手を叩いた音や、クラクションなどの音まで知覚するものです。この絶対音は記憶の問題なので、生まれつき身につけていなくても、各個人による差はありますが、訓練により獲得することはできます。一般的には、高い音や低い音よりも中くらいの音が、また人の声よりも楽器の音が、和音よりも単音が絶対音高をとらえやすいとみなされています。ただ、絶対音感があるから、音楽的にすぐれているか、といえばそういうわけではありません。作曲家のワーグナーやシューマンは絶対音感を持っていなかったと言われています。また、基本となるピッチ(音の高さ)も時代によりすこしづつ変わっています。続きは次回号で
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