コラム 【2月号】
● 今月のテーマ 〜 季節感 〜
 1年を通して一番寒い2月。寒がりやの私には厳しい季節ですが、皆様はいかがですか?尤も[子どもは風の子]寒さなんかへっちゃらで外で元気に遊んでいますよね。

  さて、この寒い冬に限らず、近頃季節を感じる歌(ことば)を選ぶのに苦労しています。と言うのも、リトミックレッスンでは、毎月必ず[今月の歌]をご紹介しているのですが、その月に合った季節感溢れる歌をテーマに捜すのが、少々難しくなっています。

例えば私の好きな童謡には、冬なら、雪はともかく、あられ・みぞれ・つらら・霜・霜柱etc.歌詞に入っていますが、近年なかなか体験出来るチャンスが少なく、運良くドンピシャ!と当てはまれば子ども達は大喜びしてくれるでしょうが、暖冬だと『それって?』みたいに反応が鈍くなってしまいます。春は、草や木の芽の芽吹き、夏なら雷や夕立、秋は虫の音や空の変化… 結局、気象に左右される現象は、昔と比べて体験出来るチャンスが減っているのでしょうか。

 近頃は気象の変化が激し過ぎて、詩になるような穏やかなものでは無くなっているのが残念です。せめて、晴れた夜空の星座を楽しむ事にしましょうか〜(あまり童謡にはありませんが…)オリオン座・おおいぬ座・こいぬ座・おうし座・ふたご座・ぎょしゃ座 探してしてみましょう!(sada)
リトミック豆辞典
4〜5才児のための音楽経験・・・この年齢の子どもたちには、社会的意識が芽生えてきます。歌ったり、歌いながらゲームをしたり、楽器で合奏したり、などのグループの活動を楽しみます。また、声、身体、自然、楽器などの響きに対しての興味も出てきます。このため、自分たちでアイデアを出して、動いたり、歌ったり、言葉を使ったりして、自由に遊ぶ音楽活動は、その後の創造的な音楽的成長を育む、基礎的なものとなります。
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