コラム 【2月号】
● 今月のテーマ 〜春よこい〜
 年末に童謡・唱歌「日本百名歌」という本を頂きました。
どんな歌かな〜と見て(歌って)いくと、懐かしい歌ばかり!結局百曲全部知っていました。昔の歌を読んでみると、言葉の温かさ、優しさ、そして情景が心を和ませてくれます。もうすぐ春ですので、皆様ご存知の歌の歌詞を“目”で味わってくださいね。

1. 春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが 
  赤い鼻緒のじょじょはいて   おんもへ出たいと  待っている
   
2. 春よ来い 早く来い おうちの前の  桃の木の
  蕾もみんな ふくらんで    はよ咲きたいと   待っている

※大正12年の作品。作詞者の相馬御風は新潟県糸魚川市出身で、雪解けが待ち遠しい北国の春を何度も体験しています。 まだ雪の残る白い世界に、赤い鼻緒やもものつぼみは、どれほどまぶしく映ることでしょう。出だしのやさしい語りか けるようなフレーズが、あたたかい春の訪れを予感させる、希望に満ちた歌です。と、注釈に書 かれていました。

ちなみ♪蝶々はスペイン民謡 ♪蛍の光はスコットランド民謡でした。ご存知でしたか?
リトミック豆辞典
子どもの音楽的な発達を助けるために・・・
子ども達のために歌を歌う。となえ言葉を詠唱する。
子どもたちが創ったひびきをまねる。
幅広いいろいろな声、身体、楽器、身の周りにあるひびきに子どもたちを触れさせる。
聞こえてくる音楽のビート、リズムパターン、メロディーの方向に合わせて子ども達と 一緒に揺れ動く、叩く、タッチする。
子どもが操作することのできる、音楽的なひびきのする安全なおもちゃを与える。
← 前月号へ 次月号へ →