コラム 【2月号】
● 今月のテーマ 〜 季節感 〜
 おめでとうございます、と言っている間に二月に突入してしまいました〜
体感では『いよいよ真冬!』といった感じですが、既に立春を迎えるのですね…とは言え、寒〜い冬には違い有りません。二月の季語を調べてみました。

 節分. 豆撒. かまくら. 雪解. 雪しろ. 雪崩.厄落. .立春. 札幌雪祭. 早春. 春めく. 春浅し. 春遅し. 睦月. 初午. 針供養. 鬼祭. 流氷. 春祭. バレンタインデー.etc.

 子ども達と歌う歌には、やはり「雪」に関わる歌が多いですが、今年はどうでしょうか…?近頃は、今迄のように決まったパターンで季節が巡って来なくなった気がします。ですので、皆で遊ぶ毎月の歌を選ぶのにも、歌詞に躊躇してしまう事が多々あります。雪は降るかしら?雪だるまは作れるかしら?つららって見られるかしら?霜は降るかしら? “しもやけお手手”なんてわからないだろうな… 等々

 でも、出来るだけ言葉の中で季節を感じて頂きたいと、選曲に頭を痛めている昨今です。 (sada)
リトミック豆辞典
こどもの歌・・・日本が戦争に負けたのち、こどもの歌どころではなかったのですが、その中でNHKのラジオ放送のみが、歌を広める力を持っていました。そこで、きちんとした詩人、作曲家に頼んで、新しい「こどもの歌」を作りました。「おつかいありさん」「めだかの学校」「ふしぎなポケット」「おかあさん」などです。その後民間の放送でも「バスの歌」「アイスクリームの歌」などが生まれました。また、サトウハチローさんたちが「こどもの歌声運動」を起こし「さっちゃん」「トマト」などが出来ました。そののちNHKの「うたのえほん」「みんなのうた」などテレビの時代になり「おもちゃのチャチャチャ」「手のひらをたいように」「小さい秋みつけた」など多くの歌が生まれました。
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