コラム 【12月号】
● 今月のテーマ 〜 今年ハッ!としたことば 〜
 今年もあっという間に最後の月となりました。皆さんはどのような年でしたか?
毎年あいも変わらぬ生活を送っていますが、日々自分の気持ちを戒めるために、新聞の「今日の運勢」の中で、何やら感じた言葉を書きとめておく事にしています。今回は、今年の〆としていくつかを書き並べてみたいと思います。自分への言葉として…

*名声必ずしも真価に非ず。人知れず真価を守れ。
*誰しも同じ人間であるが自己を学ぶかどうかで大きく異なる
*求めないが至宝。足るを知るが至富。小難は以上で退散。
*筆、墨、紙。どれも安物と悔らず懇切丁寧に書くが弘法筆を選ばずの心得なり。
*二つの耳と一枚の舌。耳が多いのは、語るより多くを聞けとの神意と悟れ。
*精神は時に奮い起こし、時に戒め、時に省みて時に打つべし
*常に創造する者に老衰はない。創造工夫を心すべし。

 今年も有り難うございました。(sada)
リトミック豆辞典
オノマトペ・・・ 言葉と音楽をつなぐもののひとつとして「オノマトペ」があります。これは耳に聞こえる音や声をまねした「擬音語」「擬声語」物事の状態や様子などを感覚的に音声化した「擬態語」などの事です。たとえば「スベスベ」「ペロペロ」「ガチャガチャ」や「キラキラ」「ワクワク」などがあります。このように音色や音感だけで様子や状態を伝えることができ、この共通の認識を「音象徴」として皆がもっているといわれています。この「音象徴」は赤ちゃんの発達の早い段階から備わっていると思われます。このように「音とイメージのつながり」を私たちが共有していることで、私たちは音楽や芸術を共通の楽しみとできるのではないか、と言われています。
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