コラム 【5月号】
● 今月のテーマ 〜 一緒にうたって下さいね! 〜
 新学期もあっという間に1ヶ月が過ぎました。
レッスンには慣れましたか?お友達はできましたか?
リトミックレッスンでは“マザリース”のタイトルで、毎月歌を1曲紹介しています。これは数年前からレッスンで実施している親子の絆を強める、読み聞かせならぬ歌いかけです。子どもにとって親の歌声の効果は絶大です。気持ちが安定しますし、何よりも歌いかけてくれる事が嬉しいのだと思います。その幸せそうな顔といったら!お散歩の時、お風呂に入った時、ベッドに入った時etc.毎月の歌を、心を込めてお子さんと一緒にパパもママも歌って下さいね。

“マザリース”をレッスンに取り入れるきっかけは新聞の記事からでした。以下その抜粋です。 新規入会の方は初めて耳にする言葉と思いますし、継続の方は『ああ、あれね』と思って読んで下さい。(sada)

“Motherliease”は母親語を意味します。
お母さんの声は、子どもにとってお腹の中にいる時から、聞いている馴染み深い音です。近頃自分は歌うのが苦手、音痴なので、子どもに悪影響があってはいけないと、歌を歌ってあげないお母さんも増えている様です。しかし、母親からの心のこもった歌いかけが、子どもに悪い効果を与えるはずがありません。
実際(1)親子のコミュニケーション (2)言葉の発達 (3)脳の活性化に大いに役立つのです。
いくら上手な歌を聞かせても、ママ(パパ)に勝るものはありません。
ぜひ、お子さんを抱っこしながら、やさしく歌いかけてあげて下さい。
リトミック豆辞典
 情報は二つの道筋にそって頭脳に伝わります。身体の内側(身体における位置や圧力、そして緊張や弛緩をふくめた自己受容感覚)からと、身体の外側(私たちの五感である視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)からです。いくつか同時に入ってくる外からの情報が、生き生きとした体験をもたらします。自己受容の感覚を磨いて得られた、質の高い身体意識を加えることは、私たちの学習を助けてくれます。
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