コラム 【9月号】
● 今月のテーマ 〜 “間“を考える 〜
  夏は、休みを長く取る事の出来る貴重なシーズンです。

日頃のドタバタした生活から離れ、自然の中でゆったりと暮らしてみると、普段の時間に縛られた窮屈な生活が気になります。

◎人と人との関わりの中での“間”呼吸〜動作の間として→間合い
◎物と物との隔たりとしての“間”空間の中の間として→隙間
今年度の後期は、このような“間”を意識して皆様と接したいと思っています。

以下辞書による“間”の解説です。
☆一続きの物、又は一続きの間 という意味を考える
☆間→ 一続きの物、又は一続きの間

・次の動作や事柄までの時間。
「ーもなく始まる」「ーを置いて話す」その状態が続く間。「寝るーも無い」「知らぬーに」

・ちょうど良いおり。
「ーをうかがう」「ーを見計らって切り出す」「ーが悪い」「ーに合う」「今ーに合っている」

・音楽舞曲の拍子や、あるべき休止。
「ーを合わせる」「ーが抜ける」

・物の間の空間。
「木のー」

・適当な空間的隔たり。
「ーを取ってにらみあう」

(岩波 国語辞典 より)(sada)
リトミック豆辞典
 さまざまな筋肉の動きは、音楽のさまざまなリズムにあわせることができます。ゆっくりな重いリズムは、足や胴体など大きな筋肉の動きに反映され、速くて軽いリズムは、指や舌の先の動きを伴います。この小さな筋肉の動きは、楽器を演奏するテクニックを習得するために非常に重要です。音楽家、スポーツ選手、ダンサーらは、繰り返して練習することにより、しっかり体得し、素晴らしい演奏や、優雅な身体の動きができるようになります。
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